奈良演劇祭参加作品
「田所クライシス」
2013.05/23-26
王寺町やわらぎ会館
【story】
平日はフツウの社会人、「お互いの素性を知らない、知られてはいけない」が掟の社会人窃盗団「マウンテンズ7」。
彼らは遂に、あの難攻不落のスイス銀行から大金を盗み出すことに成功した!
しかし突然ボスから解散命令が下される・・・。
空気を読めずうっかりマスクを取ってしまったうっかり九兵衛。「掟を破った者は抹殺される・・・」
自分たちの行動をまるで見ているかのようなボスからのメールに翻弄されるメンバー達。
「制限時間内にマスクを一番多く持っていたものだけ助けてやろう」
騙し騙され、生き残りをかけてマスクの争奪戦が始まった!!
ボスはいったい誰なのか。ボスの目的とは・・・?
自己中、優柔不断、遊び人、高飛車、引きこもり、パンダ!?
マスクをめぐるドタバタコメディ!!
【CAST】
コードネーム キャプテンセルフセンタードネス:今井つづる(イカスケ)
コードネーム ボンバーインディシジョン:富安正義
コードネーム マスカーレードプレイガール:今池由佳
コードネーム アンロッキングハイアンドマイティ:加納礼子(イカスケ)
コードネーム ソフトボディシャットイン:川村和正(イカスケ)
コードネーム ハッカーオーバープロテクション:辻本優美
コードネーム うっかり九兵衛:青木道弘(イカスケ)
【staff】
脚本・演出:青木道弘(イカスケ)
照明オペ:仲谷愛(イカスケ) 音響オペ:石橋寛仁
【comment】
主宰の2人の出身、奈良にもイカスケを知ってもらおうと参加した演劇祭。60分という比較的短い時間のなかで準備、芝居、撤収をしなければならなかったため、本編の内容は40分強であった。
イカスケ初の舞台美術なしでの芝居。音響、照明は初オペにも関わらず石橋寛仁くんと出産間近の仲谷愛が快諾してくれた。
芝居以外の準備もほとんどなく、ひたすらに役者たちが楽しんだ公演ではなかっただろうか。
毎日劇場入り前、やわらぎ会館横の大和川河川敷に集まり、発声と返し稽古をしていたのが記憶に残る。奈良のお客様も温かく、他劇団さんとの交流もでき、メンバーにとっていい経験となった。
審査の結果、優秀賞の「金鹿賞」を受賞。
副賞として半年後に奈良演劇祭全面サポート公演「田所クライシス~セカンドインパクト」が実現されることになった。
遠方まで観に来てくださったお客様、ご一緒させていただいた団体の皆様、審査員の方々、奈良演劇祭実行委員会並びにスタッフの方々、サポートに入ってくださった皆様、本当にありがとうございました。