Short Act Battle vol.2
「トドロキ博士のアバンチュール」
予選リーグ 2013.09/26-28
決勝リーグ 2013.10/03-05
B.SQUARE
【story】
ある日、トドロキ博士は悩んでいた。アンドロイド研究でノーベル化学賞を受賞し金も名誉も手に入れた博士は、心の中にある小さな穴を思い出したのだ。それは愛、愛が足りない!!研究に没頭し、妻に愛想つかされ独り身になり50歳を迎えたが、そんな歳になっても花火大会とかそんなイベントでドキドキワクワクした刺激がほしい!
失ってしまったピュアな心を取り戻すんだよ!!
別れた妻にそっくりなさゆりを花火大会に誘いたいが、誘い方が解らず悩むトドロキ。
でも博士、その歳と不細工さでは無理ですよ。
アンドロイドのエジルの容赦ない一言。
「じゃあ博士、整形しましょう!」
エジルの軽いノリで整形を施されたトドロキ。さゆりを誘いに公園に行くが、すでに彼氏がおり玉砕。
「じゃあ博士、さゆりそっくりなアンドロイドをつくりましょう!」
エジルの軽いノリでつくられたさゆりそっくりなアンドロイド。
事もあろうにそのアンドロイドはエジルに一目惚れをしてしまい事態は大混乱!?
さて、その結末やいかに・・・!?
【作・演出】 青木道弘
【CAST】
トドロキ博士(整形後):今井つづる
エジル:川村和正
さゆり/さゆロイド/トドロキの妻:加納礼子
トドロキ博士(整形前):青木道弘
【comment】
20分間でひとつの演目を上演するアクトバトル。
「トドロキ」「エジル」と聞いて前回公演「竹取乱舞」を思わせるかもしれないが、実は1年前にとあるライブの幕間に上演した演目「とらあえず、生3つ~僕らの夏休み情熱編~」をリメイクした作品で、原作自体は「竹取乱舞」よりも以前に青木が書いた作品である。
整形前のトドロキ博士に青木を投じ、整形後の博士に今井を投じるという荒技をつかったこの作品。イカスケメンバーだけで芝居をしたのが今回が初めてで、何とか優勝したかったが22団体中4位という結果であった。これをバネに今後、より面白いものを提供できるよう精進せねばと思うイベントでもあった。